ちょうど,このブログを書いているとき(厳密には書き始めた日)がテストの次の日です.作業配信をしながら,この記事を書いているのですがちょうどテスト範囲が三角関数でした.そこで,「こうしておくと,楽かも」といった裏技を考えてテストを受けたのでその時に使った技を紹介していきます.
まず,僕が裏技を使おうとしたのは,「時間が足りなくなるなぁ...それをなくしたいなぁ...」と思ったからです.この問題,三角関数では解決することができるのではないかと考えました.
それでは,さっそく裏技を紹介していきます.
①三角比は覚える
三角比は覚えましょう.特に,30°,45°,60°だけは確実にしましょう.
120°や135°,150°....以降は?と思うかもしれませんが,単位円を書けば解決します.もちろん,覚えている方が速くなりますが,この値を覚えておくだけでも十分スピードアップを狙えます.余裕があれば,ほかの値も「三角比 表」などで調べると出てくるので覚えてみてください.
三角比を覚えるときに,覚えやすくなる裏技があります.
sin30°,sin60°とcos30°とcos60°の三角比が逆になっていて45°のときは,sinでもcosでも同じと覚えておくことができます.頭の中は,整理されているほうが覚えやすいので,ぜひこのイメージを使って覚えてみてください.
②単位円が書けるようになる.
単位円の考え方を確実に理解しておいてください.三角関数を解くための最強のツールが単位です.スマホなしに,ゲームができないのと同じようなものです.
(三角関数の動画については,「TNSD」でもトニーさんが単位円を使って解説してくれているものもありますので,ぜひそちらもご覧ください.)
③下の計算式と答えを覚える
これぐらいなら,暗算でできる人は飛ばして大丈夫です.値を覚えておくだけで,間違えることはないし,何よりすぐに出てきます.
これが,30°,45°,60°の値のみの暗記で済むようになった理由です.
④ラジアンの変換
度数法から弧度法に変換することが三角関数の問題を解くときには必要になってきます.
そこで,下の変換はすべて覚えてしまおうという方法です.
覚え方もあるので,これを使って覚えていきましょう.
今回,タイトルにも書いた通り,「三角関数だけが範囲のときのテスト」を前提として記事を書いているので,この図をテスト開始と同時にサクッと書いておくと見たら変換がすぐにできるものとなっています.何回も書いているうちにそのうち覚えてしまうと思うので結果的に模試などの時は,この図を書かなくても解けるようになっているかもです.
この図の書き方を説明します.
1⃣まず,分母を書いていきます.90度と270度,つまりこの円を半分に分けているところの分母をまず書きます.ここは,半分に分けているということで2が来ます.(赤い四角枠の部分)
2⃣次に,ほかの部分の1⃣で書いた部分以外の分母を書いていきます.
180度と0度の部分を除いて書いてください.(赤い線の部分)
643,346,643,346です.リズムに合わせて覚えてしましょう!
ムシさんと覚えておくと「643からだっけ?,346からだっけ?」とならずに済みます.
3⃣180度と0度の時は,覚えていることを前提としていますが,0とπをそれぞれ書いてしましましょう!
4⃣0度から90度の部分の分母が6,4,3になっている部分の分子はπと覚えましょう!
これを書いていきます.
5⃣90度から180度の部分の分母が3,4,6になっている部分の分子は,それぞれの角度の真ん中の数字(青枠)と一致しているのでそれを書いていきます.
6⃣180度から360度の部分は下のゴロ合わせで覚えてしまいましょう!
侍がなぜ11なのか,それは侍のところに「十」と「一」があるからです.
これを180度から360度の部分の分子(青丸の部分)に書いていけば,
図を書くことができました.
完成した図はこのようになります.
何回も書いているうちに,ラジアンの変換の値を覚えてしまうかもしれません.
三角関数をマスターするのに覚えておくと便利な計算や値をまとめたPowerPointです.演習にご利用ください.
本日のブログは以上です.次回は,6月30日に先生がスタグルブログを更新してくださるのでお楽しみに!
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