こんにちは。今年度、高校1年生を担当していますMです。数学を習っていると、普段当たり前だと思っていたり、先生から、「こうなんですよ」と言われて何の疑問もなく受け入れているけど、何故って聞かれると意外に答えられないことってありませんか?今日はそんな話をしてみたいと思います。例えば1周って何度ですか?・・・360°ですよね。これは誰もが知っています。でもなぜ360°なんですか?と聞かれたら、あなたは答えられますか?そもそも誰が決めたんでしょう?私は昔、そんなことに疑問を感じ、調べてみたことがあります。360°の根拠は兎も角、これを踏まえると、平面上の三角形の内角の和が180°になる理由も説明できます。また、平面図形では正多角形は無数にあるのに、正多面体は5つしかありませんね。正四面体・正六面体(立方体)・正八面体・正十二面体・正二十面体です。私自身、このことを当時教わっていた数学の先生から聞いたときは、「へえ~。そうなんだ。」と思っただけで終わってしまったのですが、ある時ふと、なぜ正多角形は5つしかないのだろう。本当に6つ目はないのだろうかと考えたことがあります。実はこれは数学の力できちんと証明できるのです。中学生にはちょっと難しいですが、それでも中学生でもなんとか理解できる程度の証明なんです。少し興味が湧きませんか?360°の話にしても、正多角形の話にしても、ここでは敢えて答えは書きません。このブログを読んでくれている皆さんも、普段当たり前だと思っていることに目を向けてみて、なぜ?と問いかけてみませんか?数学に限らず、自分の目に映る「当たり前」・「常識」を疑ってみる、不思議に思ってみることで、何か新しい発見があるかもしれませんよ。
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